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冬の醍醐味 Vol.13 2016年12月27日
大七 皆伝/大七酒造(福島県二本松市)
 厳しい寒さが続く師走、皆様も仕事や忘年会でお疲れではないでしょうか。風邪も流行っていますので体調管理には十分気を付けたいものです。そんな時には旬の美味い料理と旨い酒。今回は寒い今だからこその品を取り上げたいと思います。
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 今回のお酒は言わずも知れた大七酒造の純米吟醸酒「皆伝」です。大七だからこその生酛造りの純米吟醸酒、その華やかな香りと柔らかな口当たり、とてもバランスのよい味わい深い名品です。その旨みある味わいは料理を邪魔せず、むしろ料理の旨味を引き出します。冷酒はもちろん、ぬる燗にすることで旨みがぐっと引き出され、香りや味わいの広がりを楽しむことができる、「燗映え」するお酒です。寒い冬だからこそ楽しめる飲み方ですので、ぜひお試し下さい。
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 この「皆伝」と一緒に冬だからこその味は、ぶり大根をチョイスしました。もちろんぶりは富山・氷見の寒ぶり。昨シーズンは記録的な不漁でしたが、今年は11月下旬から順調に水揚げされ、脂のりもよく、ぶりの旨味をたっぷり吸った大根との相性も抜群です。
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 このぶり大根とぬる燗にした皆伝を口に運ぶ。オーバーな表現ですが、何にも変えることのできない至福の時間を過ごすことができます。料理もお酒もゆったりと時間をかけて楽しむ。冬だからこその醍醐味をぜひご堪能ください。
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 そして金沢の冬の代名詞、のどぐろも外すことはできません。「白身のトロ」と言われるように、たっぷり脂がのっていて、シンプルな塩焼きでもしっかりとした味わいを楽しむことができます。こちらもぬる燗との相性は抜群です。北陸の魚とふくしまの酒で寒い冬を堪能してはいかがでしょうか。

大七 皆伝  大七酒造(福島県二本松市)

 宝暦二年(1752年)創業。日本伝統の酒造製法「生もと造り」を追求、洗練し、「超扁平精米」という蔵独自の精米法まで開発し、更なる高みへと向かう蔵元。「大七 皆伝」の豊かなコクを楽しむには12~15度の微冷温、またはぬる燗もオススメです。合わせる料理に応じて飲む温度帯を変えてお楽しみ下さい。
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